原稿校正をするときに、ツールの使い方を知っておくと便利です。「Googleドキュメント」や「Word」を使うことで、PC画面上で修正箇所を残したままにすることができます。
便利な機能ですが、使ったことのない方も多いと思ったので記事にしてみます。
初めてPCで校正作業をされるライターさんや、編集担当者さんの説明用にも使えるかなと思いますので、ご活用下さい!
それでは、校正について、「Googleドキュメント」「Word」の2パターンについてご紹介します。
簡単なので、操作方法を覚えてしまえば、時短にもなりそうです!
1.Googleドキュメント(オンライン上での編集)
ます、Googleドキュメントでの赤字入れ(校正方法)をご紹介します。
Googleドキュメントの特徴は、以下の通りです。
・オンライン上で編集できる
・共有されたURLにアクセスするだけで編集できる
・リアルタイムで校正部分の共有できる
・編集者⇔ライターで同時に同じシートを見ることもできる
・URLは変更されないので、ブックマークをしておくこともできる
オンライン上で編集できるので、PCを変えても同じシートの編集を続けられます!
それでは、実際の画面と合わせて説明していきます!
➀ドキュメントの右上にある、えんぴつマークをクリックします。
GoogleドキュメントのURLを開くと、原稿が開くので赤字を入れる前に、画面の「右上」の「えんぴつマーク」をクリックします。
➁タブの中から「提案」を選択すると、提案モードになります。
タブをプルダウンすると、モードを変更できます。「編集」「提案」「閲覧」があるので、2番目の「提案」を選択します。
➂文章を書き込むと、修正箇所がわかります。
「提案モード」にしたら、そのまま修正したい部分を消したり、上書きします。
そうすると、色が付いた文字で追加されて、文章の提案ができます。さらに、コメント欄に修正内容が表示されるので、変更した部分もわかりやすくなっています。
➃コメントの追加もできます。
マウスで修正したい文字を選択して、右クリックをすると「コメント」が出てくるのでクリックします。
※もしくは、原稿の右側のアイコンをクリックしてもコメントできます。
➄コメント欄ができました!
こちらに補足説明などを書きこめます。どういう意図で変更したのかなども伝えられますね!
2.Word(ファイル内での編集)
次に、「Word」を使った編集方法です。
「Word」の特徴は、以下の通りです。
・オフラインでの編集ができる
・OneDriveを使えばクラウド保存もできる
・使っている人が多い
・校閲の読み上げ機能がある
個人的には、Wordの読み上げ機能が便利で、原稿の仕上げに使っています。
それでは、Wordの校正方法についてもご紹介していきます!
➀上のタブの「校閲」ボタンをクリックします。
Wordのバージョンによって、場所が少し異なることがありそうです。
➁「変更履歴」を選択します。
➂「変更履歴の記録」をクリックします。
選択するとグレーになるので、選択できているか確認しておくと安心です。
プルダウンして「変更履歴の記録」をクリックします。
➃変更履歴が残るようになります。
変更履歴が残るようになるので、赤字入れがPC上で行えるようになります。
➄コメントも入れられます。
文字を選択しながら、マウスを右クリックすると「新しいコメント」の表示が出てきます。
⑥コメントが追加されました!
Googleドキュメントと同様にコメントを書き込めます。編集したいときは再度クリックすると書き直すことができます。「返信」で校正した方とのやりとりもできます。「解決」を押すとグレーアウトします。
「削除」は、コメント上で右クリックをすると出てきます。
イメージに近い状態の校正ができると思います。ぜひご参考にしてみてください!
ファイルに合わせて活用してみて下さい!
他にも「便利ツール」をブログにまとめてます!「【ライター×Notion】アイデア~実績管理まで「Notion」の使い方を紹介」などなど、お時間があるときに覗いてみてくださいね!
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