Webライターとして初めての取材が決まったら、ドキドキしますよね!
PC上で完結するリサーチ記事では自信がついてきたものの、いざ相手がある取材となると不安になってしまうかもしれません。
初めての取材って何を準備したらいいの~?泣
初めての取材って、本当に緊張しますよね。
ちなみに私もまだ「取材のプロ!」というわけではありません。でも、毎月コンスタントに5件程度の取材にでかけているので、少しずつ取材慣れをしてきました!
初心者とプロの間だからこそ、はじめての取材について伝えられることがあるかな…と思います。
というわけで、実際に取材に出かけている私がやっている、初めての取材準備で気をつけたいことを紹介します!
「まずは練習したい!」という方はこちら→【Webライター×取材】練習編:「プレ取材に出かけよう!」初めての取材前の練習方法3選
今回は、準備をご紹介しますね!
初めての取材【準備編】
まず、取材の準備はとても重要です。個人的には、取材は準備で決まるといっても過言ではないと思っています。
とはいえ、取材の準備は意外とシンプルなので、コツをつかんでおけば大丈夫です!
今回の取材の設定は「グルメ取材:店舗紹介、店主へのインタビューあり」を基本に考えてみます。
1.持ち物
私が考える、取材の持ち物は、こちら。
取材の持ち物💡
・ボイスレコーダー
・取材ノート
・質問リスト★
・店舗、店主の資料★
・(撮影ありなら)一眼レフ
★…準備に時間がかかるもの
まず、すぐに準備できる物から紹介していきますね。
①ボイスレコーダー
ボイスレコーダーは、できる限り購入しておきましょう。Amazonで2,000円程度でも購入できます。
今はスマホでもボイスメモが取れるのですが、初めての取材の場合は万が一に備えて、スマホとダブルで録音しておくと安心だと思います。
あとは、取材相手によっては、スマホよりもボイスレコーダーを使った方が、本格的な雰囲気があって好評という理由もあります。
ちなみに私は、最初の取材前にちょっとSONYのちょっといいやつを購入しました…!
薄くて、バッグの内ポケットにさっと差し込んでおけます。スタイリッシュに取り出せて、さりげなく録音できるので気に入ってます。
②取材ノート
取材ノートは、取り出しやすさ、書きやすさで選びましょう。
私のオススメは…
・A5程度の大きさ
・表紙が固い
・バインダー+紙でもOK
経験上、立ったまま取材をするときや、座っていてもイスしかない場合などに、バインダーのような役割をする固めの表紙はかなり重宝します。(ふにゃっとなると書きにくいですからね)
いいメモ帳が見つからない場合は、バインダー+紙で書いていってもいいと思います。
あとは、メモの大きさもポイントです。
メモが小さすぎると…
・何度もページをめくる必要がある
・前の方に聞いた話を深掘りしにくい
・情報を俯瞰できない
メモが大きすぎると…
・荷物が大きくなる
・しまうのに手間取る
・手が疲れやすい
そこで私は、バッグにも入りやすいA5サイズ以下がいいかなと思っています。
ちなみに、私の取材ノートはロルバーンです。
好きなカラーを選ぶのも楽しいですよ!表紙が厚めなのでメモをしやすいのがポイントです。
持ち運ぶときの表紙の傷みを減らすために、私は、カバーも掛けたりしてます。
③一眼レフ
取材によっては、簡単な撮影があるケースもあります。一眼レフを持っていない場合は、クライアントから借りられる場合もあると思うので確認しましょう。
今はスマホのカメラの性能が良くなっているので、十分キレイには撮れるはず。ただ、Webメディアに載せる場合は、画質のいい写真が必要になることもあります。
また、こちらも取材感が出るアイテムなので、取材相手に喜んでもらえるケースもあります。
もし、今後撮影ありの取材をしていきたいと考えているなら、思い切って一眼レフを購入するのもアリかなと思います。
私は、Canon EOSを使い始めましたが、「取材で使うから」と思うとプライベートでも撮影の練習をしたりするようになりました。
もし取材の仕事が今後も継続して入りそうなら、まずは中古カメラの購入してみてもいいかもしれませんね。
そして、★質問リスト、★店舗、店主の資料は少し準備が必要になりますので、解説していきます!
2.準備すること
事前準備が必要な「質問リスト」「店舗、店主の資料」についてそれぞれ解説していきます。少し面倒ですが、この準備があれば、当日は困りません。さっそく見ていきましょう。
①質問リスト
店舗について、取材相手についての質問リストです。
クライアントによっては事前に用意してくれていたり、すでに自分で作って送っていたりするかもしれません。
質問リストを考える手順は…(一例)
①記事の構成を考える
②相手をリサーチする
③聞きたいこと決める
④派生した質問を用意する
すでに質問リストが用意されている場合でも、さらにどこを深掘りするかなど事前に作戦を考えておくと良さそうです。
記事の構成から「どんなことの答えがほしいか」を考えて質問を考えると、あとでまとめやすくなります。
②店舗、店主の資料
事前にクライアントから提示されることもありますが、自分でも調べておくことが大切です。相手のことを知っておくと当日もスムーズにお話しできます。
すでに他のインタビューを受けている可能性もあるので、まずはイインターネットで名前を検索して、情報収集をしてみましょう。
情報があるだけで心強い感じがありますよね。
もし、出てこなかった場合も取材先に関連している情報(業種、地域など)をチェックしておけばOK。
当日「教えてください!」という気持ちで取材に臨めばOKです!
リサーチの手順
・取材相手、取材先を事前にインターネットでリサーチ
・情報を踏まえた質問リストを作成
・情報がない場合は、取材先の業種、土地柄など関連情報をチェック
【まとめ】備えあれば憂いなし!
一言でいうと、格言になってしまいますが…、始めての取材ではしっかりと準備しておくことで、不安がなくなると思います。
私が一番こわいと感じるのは、取材先の雰囲気が悪くなってしまうこと。
例えば、初心者で初めての取材だった場合、たどたどしくて相手が不安に感じてしまうこともあるかもしれません。
そんなとき、相手に向き合うための準備をしてきたという誠意があれば、相手方も優しく見守ってくれるのではないでしょうか。
(100%ではないかもしれませんが、その確率は上がるはず。)
相手の気持ちを尊重するような取材を心掛けて、良い記事にしたいという気持ちがあれば、大丈夫です。
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準備が終わったら、いよいよ取材本番ですね!近いうちに【本番編】をお届けする予定です。
ヒントを届けられるように執筆中なので、もうしばらくお待ちくださいね!