みなさんは、ポートフォリオを作っていますか?
お仕事に応募すると、「実績やポートフォリオの提出が必要」と言われることがあります。
ポートフォリオとは、今までの自分の実績をまとめている作品集のようなもの。
「こんなお仕事をしました、こんな記事が書けます」と説明できるものですね。
ただし、Webライターを始めた最初の頃って、実績はないですし、ポートフォリオをつくれるほどの記事数があるんだったら悩まないですよね。
そこで、ポートフォリオ記事をつくってみるのはいかがでしょうか?
ちなみに「note」なら、記事を書きやすいのでおすすめです。Webライターにおすすめの理由は「【ライターのSNS】Twitter?note?初心者ライターが始めるべきSNSとは?」にまとめました。
まずは1記事、今の自分の実力を見てもらうならできるかもしれません。
そこで今回は、ポートフォリオ記事の書き方について紹介します。
1.ジャンルを決める
まず、自分が書きたいと思うジャンルを決めます。もしくは自分なら書けると思うジャンルでもいいですね。
例えば、「保険会社に勤めていたから保険の記事なら書ける」「主婦をしているから育児の記事は書ける」という感じです。
2.キーワードを決める
書けそうなキーワードを決めましょう。まずは、単語がいいと思います。実際に自分が検索したことのあるキーワードでもOK。
さきほどの例なら「育児」というキーワードを決めるとしましょう。
そこに関連ワードとして、単語を一つプラスします。「育児 3歳」という感じです。
単語を追加する理由は、ターゲット層を絞り込むためです。
例えば「育児」について調べたときに1つのワードだけでは、知りたい情報が見つからなくて絞り込むためにワードを追加したことはありませんか?そうやってターゲット層を絞り込むことで、記事を書きやすくもなります。
関連ワードでよく検索されているものを調べるのに便利な「ラッコキーワード」も参考にしてみてください!
ラッコキーワード:https://related-keywords.com/
(検索エンジン(SEO)対策として、検索ボリュームが大きすぎると上位表示を狙うのが難しいという理由もあると思います)
実際のお仕事では、クライアントさんから指定されたキーワードをもとに、
関連ワードを調べたりします。
3.ターゲットを想定する
キーワードが決まったら、ターゲットを想像します。
キーワード検索をして上位10記事程度を読むことで、読者にはどんな内容が求められているかが、ざっくりとわかります。
その内容を、箇条書きで抽出してみましょう。重なっている内容は省いて大丈夫です。
するとターゲットが想像しやすくなってきます。
4.ペルソナを設定する
記事は「だれか一人に伝える」ことを意識するのが大切です。
たくさんの人に読んでもらいたい気持ちはあると思いますが、ペルソナ設定をしないまま書いた記事は、だれにも響かないということになってしまったりします。
ペルソナ設定は、細かく「性別、年齢、居住地、年収、ライフスタイル」などを決めます。
そしてその人が「どんな目的でキーワード検索をしているのか、記事を読んだ後にどうなってもらいたいか」を決めておきましょう。この骨組みがあると、記事の内容がブレないはずです。
ペルソナが思いつかない場合は、
身近にいる人をモデルにすると書きやすそうです。
5.構成を考える
ペルソナで設定した人物が知りたいことを知れて、行動につなげることができるように構成を組んでいきます。
難しい場合は、既存の記事を参考にしてみると作りやすいので、イメージに近い記事を参考に「もっと補足をしたほうがいい部分」を足したり、組み替えたりすることで完全版を作っていきましょう。
6.記事を書く
構成の通りに記事を書いていきます。大切なのは「この記事を読んだ読者にどうなってもらいたいのか」。
書いている途中、書き終わった後も、記事全体に矛盾がないか読み返しましょう。
Wordの「校閲ツール」にある「読み上げ機能」を使うと便利ですよ!
書いた直後に読み返すと間違いに気づけなかったりするので、
翌日など、時間をおいて読み返すのがおすすめです!
最初の1記事を書くのは緊張したり、ちょっと物足りなかったりするかもしれません。
でも、1記事ずつ書いていくことで、文章に慣れて書けるようになっていきます。まずは書いてみましょう!
応援しています!
記事の管理にはツールを使うのがおすすめです!私のおすすめの「Notion」についての記事はこちら→「【ライター×Notion】アイデア~実績管理まで「Notion」の使い方を紹介」